JAグループ大分営農指導員連盟は5月25日(木)、大分市のJAおおいたで平成29年度通常総会を開催しました。
県下JAの営農指導員ら約40人が出席し、28年度活動報告や29年度活動方針など4議案を承認しました。
同連盟の河津建夫委員長(JAおおいた中西部事業部・日田)は、「JAグループが自己改革に取り組む中で、内外から営農指導員の役割が期待されています。今後は、組合員の要望に応える営農指導をどうやって行っているか『見える化』することが課題です。一人では厳しいですが、関係機関と情報を共有しながら、連携して取り組んでいただきたい」とあいさつしました。
29年度は「九州地区JA営農指導員体験交流集会」が大分県で開催されることもあり、実践事例発表の九州代表を目指そうと、各JAで発表内容のレベルアップを図っていきます。また、営農指導員相互の情報交換のほか、営農指導事業の強化と営農指導員の資質向上に取り組んでいきます。
総会後の全体研修会では、宮崎県農政水産部の黒木史任主査と、JA宮崎中央会の富土博調査役を講師に迎え、「『宮崎方式営農支援体制』の取組について」と題して講演頂きました。宮崎県では28年度から県行政とJAグループによる一体的な営農支援体制を構築しており、参加者らは先進事例を少しでも大分県の取り組みに活かせればと熱心に聴いていました。