次代を担う子どもたちに収穫体験や地場農産物をつかった食事などを通じて、食文化の伝承や食料・農業に対する関心を高めてもらうことを目的として、ＪＡ大分県女性組織協議会は、8月18日（木）に「大分農業文化公園」で、食育ファミリーフェスタ～大分県ちゃぐりんフェスタ～を開催しました。

今年度は、例年より多数の参加者が集まり、県下各地域から子ども・保護者、ＪＡ女性部・フレッ
シュミズ合わせて約200名が参加しました。子どもたちだけでも100名を超える出席となりました。

今年は、小学生とまだ学校に行っていない子どもたちの２グループに分かれて「ちゃぐりん」の記事を活用した工作を行いました。それぞれが真剣に取り組み、作品が完成すると、感動の声が上がっていました。

昼食は、JA女性部員の皆さんから大分県産の旬の野菜を使った夏野菜カレーとゼリーがふるまわれ、美味しそうにほおばる様子が見受けられました。

また、「ちゃぐりん読書感想文発表会」では、7名の子どもたちが発表し、緊張した面持ちながら元気よく「ちゃぐりん」に掲載している記事に対する感想や、記事を読んで学んだことなどを発表しました。

　午後からは、公園内の果樹園でたわわに実った「桃」と「デラウェア」の収穫体験を行いました。子供たちは桃の甘い香りが漂う中、頭上に広がる桃を見上げ、大きなものやよく熟れたものを選びながら収穫していました。

「大きい桃が取れてよかった」「楽しかったから、また来年も参加したい」などの感想も聞かれ、子どもたちにとって楽しい夏休みの思い出となりました。